植物と生物

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丹沢を中心とした動植物に関するお話をしています

丹沢でのオオムラサキ

丹沢という山域から外れますが、今回は相模原市の緑区は城山地区でオオムラサキを見かけたので紹介したいと思います。 オオムラサキ(大紫、Sasakia charonda)は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科に分類されるチョウの1種で、日本の国蝶です。 本種は最初に日本で発見され(種の基産地は神奈川県)、 […]

ノウタケ

ノウタケは、ノウタケ属に属するキノコの一種で、夏秋頃に林下の地上に発生します。 学名は Calvatia craniiformis 。 倒卵形の形で高さ3-7㎝、直径3-6㎝で頭部は脳を思わせる形をしていて、色は茶褐色です。 丹沢周辺のノウタケ 成熟すると表皮がはがれ落ち、内部から胞子と弾糸が現れま […]

アメリカウラベニイロガワリ

アメリカウラベニイロガワリは、学名でBoletus subvelutipes Peckと呼ばれ、イグチ科のイグチ属に属するキノコです。 丹沢周辺のアメリカウラベニイロガワリ 夏から秋にかけて、ブナ科の広葉樹林内に発生します。 北アメリカ東部と日本に分布し、ここからアメリカと名が付いたようで外来種とい […]

タラの芽、数々あれど

神奈川県でも中西部のいわゆる相模と呼ばれる地域、とりわけ丹沢山中などで春になると山菜を追い求める方も少なくはないだろうと思う。 その山菜の中でもタラの芽は王者的な存在で、私も春の味覚として収穫し、食している次第である。 しかし、どうにもタラの木に似たような植物も多く、しばしば翻弄されるのだが、今回は […]

イワナの種類 渓魚よもやま話

最近に至るまで、当ブログでもイワナ(岩魚)に関する投稿が増えてきている。 これは好きだからと一言で語りつくせないほどにの魅力があるからなわけで、どこかユーモラスでありながら信じられないくらいの現流域までその姿を見せるワイルドさに魅力を感じるからなのか? 渓流釣りの対象魚として、ヤマメ(山女魚)とは対 […]

丹沢イワナの顔(沢による種の形態の違い)

かつて、1993年6月発行の白石勝彦氏による、「イワナの顔」にかつて感銘を受けたボクではあるのだけれど、方や全国区における論証とはいかないまでも丹沢山塊における渓流に生息するイワナの形骸的な特徴の違いについて同じような興味を覚えていたので、今回は現時点での考察など記録しておきたいと思った次第である。 […]

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