丹沢でのオオムラサキ

丹沢という山域から外れますが、今回は相模原市の緑区は城山地区でオオムラサキを見かけたので紹介したいと思います。
オオムラサキ(大紫、Sasakia charonda)は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科に分類されるチョウの1種で、日本の国蝶です。
本種は最初に日本で発見され(種の基産地は神奈川県)、属名の Sasakia は佐々木忠次郎に献名されました。

やや規模の大きな雑木林を好んで生息し、雄は羽の表側が美しい紫色に輝き、雌ではこの紫色の輝きがありません。
成虫は6月下旬~7月下旬にかけて羽化し、国内では北海道から本州、四国、九州に、国外では中国、ベトナム、台湾、朝鮮半島に分布しています。

幼虫の食樹はエノキやエゾエノキだそうで、これらの多い山域に出逢うチャンスは多いのかと思います。

今回は、ラッキーな出会いとなりました。
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