2020解禁前の丹沢渓流釣り場アクセス状況

はてさて、年も変わり暦で言えば春を過ぎ、そろそろタックルの用意などに精を出している丹沢を愛するアングラーも少なくはないと想像している最近になった。

ところで、令和元年(2019)秋の台風19号による丹沢の被害は甚大なものとなっていたのはご承知かと思う。

2020(令和2年)の渓流釣り解禁を前にして各フィールドへのアクセスに懸念を抱いているアングラーも少なくはないであろうと思い、今回は状況を調べてみた次第である。

東丹沢の大動脈県道70号も壊滅的とか

神奈川県のHPでも PDF:県道70号(秦野清川)における清川村内区間の通行止めについて として被害状況が報告されているほどなので一読されてみていただきたい。

県のHPより

県内の各漁協における放流状況などの前にまずは各フィールドへのアクセスが気になるところではあるが、2月現在は北丹沢の動脈である道志道(国道413 一部期間により通行止め)の復旧は完了しているものの、他はかなり厳しいものとなっているようである。

宮ヶ瀬湖方面からのアクセスは厳しい

ところで、県のHPを見る限りにおいては北及び東丹沢の被害が今回の19号台風については甚大であったようである。

宮ヶ瀬からの通称「裏ヤビツ」から入ると通行止めのゲートが現在あり案内もされている。

宮ヶ瀬霊園前の現地案内

とはいっても、表ヤビツから塩水橋まで行けても境沢林道や塩水林道も被害があり、各林道ともに通行止めの様子。

宮ヶ瀬霊園前の案内によれば、本谷や塩水川など周辺の中津川上流主要釣り場へのアクセスはいずれにしても困難だろうと判断できそうだ。

北丹沢早戸川水系

残る一大支流の早戸川周辺はというと、こちらも被害があったようだ。

国際マス釣り場上流の早戸川林道
ゲートも再び閉ざされ、上流部へは余儀なく徒歩を強いられそうだ

この先、鳥屋鐘沢出合い付近の舗装も落下して、ガードレールを残すだけの状況であり、河原に出ての迂回が無難で早戸川大橋より魚止めまで2時間近くの行程は覚悟しなければならない。

さらに、伝道より上流の登山道もかなり荒れている模様で、なにより雷平以遠の渓相も一変している情報もある。

支流の水沢川ですら、、、

水沢林道も通行止め

一方で北、東丹沢で被害のあった林道の状況を以下にまとめてみた。

県のHPによるところ、全線通行止めとなっている林道は、(”林道”省略) 荒井、早戸川、伊勢沢、金沢、東南、小野、神の川、栃谷坂沢、法華峰、熊谷沢、本谷、塩水となっている。

上記の林道でも渓流釣りのアクセスにおいて重要なものも少なくはないかと思うが、いずれにしても今シーズンの丹沢渓流釣り場への道のりは厳しいものとなっているのが現実である。

相模川水系の 2020 渓魚放流状況は?

追記となるが、相模川漁連のHPによれば、やはり19号被害のため管轄である山梨県境、神の川や宮ヶ瀬湖以遠の本支流や早戸川も第一回目の放流は見合わせるようだ。

道志川(此の間沢)ヤマメ 150kg 1,600尾
 〃 (大河原) マ ス 200kg 1,500尾
水沢川(早戸支流)ヤマメ 150kg 1,600尾
 〃       イワナ 20kg  220尾
谷太郎川     ヤマメ 150kg 1,600尾
 〃       イワナ 20kg  220尾
 〃       マ ス 100kg  750尾
中津川(八菅迄) ヤマメ 250kg 2,750尾 (相模川漁連2020第一回渓魚放流予定 HPより)

いずれも標高の低い釣り場が多く、昨今人気のダム下と呼ばれる本流が目立つようだが、 今シーズンは、かなり下流の八菅橋までとなるわけで、漁場の設定を広げた感じになっている。解禁後の朗報を待ちたいところだ。

追記 : 3/16日現在、中津川本流の半原地区などではヤマメがコンスタントに釣れており、今年は本流への成魚放流が多かったものと思われるところであります。

追記:3/19 中津川漁協のHPで追加放流のアナウンスがされております。

3/20 大河原 ヤマメ150kg 1,650尾
   〃  マ ス200kg(ニジマスと思われる) 1,250尾
3/23 谷太郎 ヤマメ150kg 1,650尾
   〃  マ ス100kg(ニジマスと思われる)  625尾

道志川青根 ヤマメ150kg 1,650尾
   〃  マ ス200kg 1,250尾

3/26 水沢川 ヤマメ100kg 1,400尾
中津川本流 3/16 200kg 2,200尾放流
上流水沢川 ヤマメ150kg 1,650尾
   〃  イワナ 20kg  220尾
中津川本流 ヤマメ250kg 2,750尾

表、西丹沢は19号の被害薄か?

こちらも、県のHP 管内林道の通行止め等のお知らせ などから確認してほしいのだが、白石林道の通行止め規制以外は、以前からの規制意外には変化はないようにみられる。

しかしながら、ユーシンまでの玄倉林道などをはじめとする各林道も引き続きの被害によって先行きは不透明。

丹沢湖から上流の世附川、中川川、玄倉川など主力河川も酒匂川漁協は放流できない状況にあるとアナウンスしており、四十八瀬川、中川、河内川、玄倉川、世府川への稚魚放流にとどまっているようだ。

丹沢全域において、前年度2019の台風19号被害は広範囲に及んでおり、登山道やフィールドまでに使う細かな経路など状況の情報は未だに薄いところである。

追って各漁協などの放流状況などとともに情報が入り次第、このページは更新していきたいと思うが、源流までの釣行などは特に解禁を前にくれぐれも個人的に情報収集を十分にしていただいた上で今シーズンのスタートを切っていただきたいと願うばかりである。

追記: 酒匂川漁協HPのアナウンスによれば、3/1現在、世附川には50名以上の釣り人が入川し2~5尾の釣果。狩川にも30名以上の釣り人で賑わいポツポツの釣果で10尾近くの方も見られ、その他の河川も2~3尾の釣果。しかしながら、酒匂川本流については釣果が伸びず上流域から下流域まで釣り人は見られましたが残念な結果に終わってしまったとのこと。