丹沢のヤマビルを恐れず軽快に釣りを楽しむ方法

ヤマビルには天敵はありません。これは、ヤマビルを捕食する生物はほかに存在しないという意味ですが、丹沢や房総の山地で夏に猛威を振るっているこのヤマビル。

顎ヒル目ヒルド科のヒルの一種で、釣りのエサなどに利用されることもある「イシビル」など多くは水生生物ですが、国内では唯一の陸生のヒルです。

正直言って、最近はボクも丹沢界隈での渓流釣りの際、悩ましい存在となっていますので今回は気づいたことなどを。

ヤマビル初心者の釣り人が考えるかんたんなヤマビル対策

yamabiru300x300

まぁ、慣れてしまえば土の上にはとどまらないとか、定期的に白泡の中に浸かって落とすとかすれば済むところではあるのですが、まずヤマビルは足元から忍び寄るということを頭に置いておくことが肝心だそうです。

樹上から頭に“ポトンッ”と落ちてくるような気がするのは無理もないのですが、じつはまずありえないというのがヤマビルに対する学問的な常識だそうです。

しかし、首筋などを咬まれることが多いのも事実なわけで、それだけヤマビルの足が速いとか、取りつかれていることに気が付かないということなのかもしれませんね。

これについては学問的にはといったことで、定かではありません。

麻酔作用があるそうで、咬まれても痛みはなく、尚且つ咬み跡からのヒルジンという物質によって出血は止まらないことが多く、時に一か月にわたって痛みが続く厄介なヤマビルの被害からは逃れたいものです。

もともとは山深い地域に生息を限っていたそうですが、最近は増え続けているシカなどの野生生物とともに里近くの山野にも現れるようになったといわれています。

出現のピークは6~9月と渓流釣りでは特に山釣りのハイシーズンにあたります。

毎年、このヤマビルには悩まされはしますが、付き合い方もあるのかと最近は思っているところでもありますw

夏は山にはいかないといってしまえば元も子もありませんが、こういった理由からか最近の夏場の渓流がすいているといった恩恵も裏を返すとこいつのおかげかもと思ったり・・・

意外にヤマビルを防げるグラベルガード

ウェーダーの類には一体式のもの以外にシューズとウェーダーが独立したタイプのがありますが、こちらを強くお勧めします。

こちらは本来、シューズの中へ小石の進入を防ぐ目的であるグラベルガードが付いているか用意されていると思います。

gravel_guard01

このグラベルガードの裏にネズミ返しの要領で、這い上がってきた多くのヤマビルがもぐりこんだままとどまっていることが今まで多くありました。

ボクの経験では、上まで這い上がってきたケースは一割程度なので、グラベルガードはかなり効果的なんじゃないかと感じているところです。

雨の日でもない限り、林道や川原にヤマビルは居ませんので、例えば入渓や脱渓の際に土の上を歩くときにこまめにグラベルガードをめくって確認すると良いかと思います。

gravel_guard02

ウェーディングして水に浸かると効果は薄れてしまいそうですが、「イカリ消毒 ヤマビルファイター 135ml」などのヤマビルに効果的な防虫剤をこのグラベルガードに塗布しておけば完璧とまでは言えないまでも効果は大きいですよ。

似たようなものも各社製品としてリリースしているようですが、僕はこれよ愛用しています。毛虫やクロアリなどほかの害虫にも効果があるようですね。

丹沢での登山やトレッキングでは似たような効果が期待できる「レッグガード」が効果を上げていることからもグラベルガードは理に適っていると言えますね。

いずれにしてもグラベルガードは、丹沢の夏の山釣りに切っても切れないやっかいな生物ヤマビルの対策のひとつにはなるのではないでしょうか。