神ノ川(カンノガワ)

丹沢山地最高峰の蛭ヶ岳から西、檜洞丸等の主稜北面のいわゆる裏丹沢の西半分を占める全長およそ9キロの道志川最大支流である。

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流域データ
流域主方位 W ( 292 °)
主流長 9.8 km
最高標高 1672.0 m
最低標高 369.0 m
平均標高 938.0 m
道路延長 29.7 km

支流
エビラ沢
伊勢沢
孫右衛門
岩水沢
仏谷沢
金山沢
彦右衛門沢
日陰沢
矢駄沢
社宮司沢

神ノ川と渓流釣り

神ノ川上流

関東大震災で一時は全滅したと言われるが、かつてはイワナ・ヤマメ・アマゴが混生する特異な川と記憶されている。

道志川の一大支流であるが、漁場は相模川漁業協同組合連合会の管轄となっているので、釣行の際は注意されたい。

神ノ川本流は、長者舎まで途中に管理釣り場、砂防堰堤が6基ほど存在している。

さらに以遠、日蔭沢の出合いまではガレ場。

長者舎までの明るい渓相とは違い、上流部は谷深い狭間で、最上流部の釣り場入り口となる広河原まではゲートから徒歩で約1,5時間ほど。

平凡に流れ込む明るい渓相の社宮司沢、昔からの姿を残す伊勢沢、日蔭沢など沢筋の釣り場も多い。

エビラ沢の滝

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およそ15mの高さがあり、緑の玉を抱いて観音経を唱えながら滝に打たれていると、玉の中に御霊が入ったという伝説の滝。

支流を含めて神ノ川には多くの滝が存在するが、エビラ沢の滝が最も美しい。

下流にエビラ沢が位置するので、釣りは以遠ということになるが、意外にも沢の流程は長く、イワナ域とされ意外性に期待したい釣り場。

社宮司(しゃぐうじ)沢

エビラ沢のひとつ下流、神ノ川キャンプ場に流れ込む。

袖平山北面の沢で、ゴーロ続きで、上流部に中小の滝が連続するものの、比較的穏やかな印象を受ける沢。

キャンプ場も近く、その分、魚影は薄いと聞く。

矢駄沢

出合からいきなり、5基の堰堤があり、流域一帯にまんべんなく滝が落ちており、遡行は高巻きがつらい。

大小30余りの滝があるそうで、15m程の高さを誇るものもあり、体力次第となりそうだが、近年はそれほどの釣果を聞いたことがない。

裏丹沢でも知られた渓流釣り場である。

伊勢沢

神ノ川最大支流で、中流の45m大滝は有名で美爆。

丹沢でも美渓のひとつに挙げられる。

渓流釣り場としても名が通っているところがあり、釣果の点では毎年バラつきがあるようだ。

漁場管轄とライセンス

相模川漁業協同組合連合会

【イワナ・ヤマメ・ニジマス】 3/1~10/14

  • 日=1,500円
  • 年=5,000円
  • 現=2,500円