ビジターのための中津川ダム下ヤマメ釣り場紹介

正確には「宮ヶ瀬ダムより下流」の中津川という事ですが、最近では「中津川ダム下」というフィールドの通称で通ってしまっているようです。(中津川ダムはありません)

さて、この中津川の中流域。宮ヶ瀬ダム完成前の二十数年前にはヤマメ釣りなどあまり知られてはいなかったフィールドですが、アユ釣りからすると近年は若干でもヤマメの放流に漁協も力を入れているようです。

中津川ダム下のヤマメ釣り場

宮ヶ瀬ダム

その甲斐あってか、上流に比べればそれほどの釣果は見込めないものの、今ではヤマメの釣れるフィールドとして認知され始めています。

かつて、この相模川水系中津川ダム下のフィールドは繰り返しになりますが、ダム完成前には上中流ともに農業用などの取水がなされているため、降雨量が少ない時期などしばしば干上がるほどで、あまり渓魚の生息には適しているとは言えない川でした。

ダムの影響で夏でもそれなりの水量がもどり、ダムの底水が放流されるわけで、アユには好ましくはないようですが、夏場でも低水温が保たれヤマメには生息しやすい環境が整ったといったところでしょうか。

Twitterなどでもフォロワーさんからこのポイントの質問を受けることが多くなったので少し細かく整理を兼ねて記録しておきたいと思います。

年券については、ヤマメ・イワナなどの渓魚もアユなどと共通券で、12000円と放流量などを考えると今一つ、フェアではない気がします。

最近は他の釣りはしない純粋な渓流師やルアー・フライ愛好者などのためにぜひ、マス類のみの割安な年券の設定を漁協にはお願いしたいところである。

圏央道なども開通し、インターからも近いことも手伝い都内からなどアクセスも容易になったことを考えると今後、アングラーも増えると予想されますので現状では余り釣れるとは言えませんが、一度訪れてみてはどうでしょうか。

以降、サムネイル画像はクリックで拡大します。

半原地区

古くは絹の生産が盛んで、ダム着工以前には「中津渓谷」という観光の地でもあった地区です。

魚止めの堰堤

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これより上流は禁漁区になっています。

さらに上流は第二ダムである石小屋ダムになっており、往時は中津川渓谷と呼ばれていた場所にあたります。

半原水源地前

半原水源地前

水深のある大きめのプール(淵)があり、放流直後の魚のライズが見られるポイント。

ここからの供給で、上流に続く深瀬に入った魚に期待したいところですね。

日向橋の上下

日向橋

平水時においても水量は十分で、連続する小堰堤などポイントも豊富。

ハイシーズンの混雑時でも十分に対応できるキャパシティーがある釣り場です。

交番下

交番下

日向橋のすぐ下流にある交番脇から入渓。

駐車スペースもあり、入渓もたやすい。

ダム放水時は一本調子の流れになってしまいやや釣りずらいが、普段は魅力的な瀬が続き単発のライズも多い。

愛川橋

愛川橋

県道64号線からゴルフ場に向かう道に掛かる青い鉄橋で、橋の上から釣り場の確認ができる。

さすがに入渓のしやすさもあって、釣り客も多い。

プールも抱える大場所で、ルアーマンなどに人気だが、解禁当初からのスレが著しい。狙うならプール上の瀬がおススメ。

馬渡橋

馬渡橋

以前は愛川橋よりも狭い鉄橋のような印象深い姿の橋だったが、現代的なものに架け替えられている。

橋下に大きな淵を抱える大場所。

プールではしばしばライズが見られるが、コンディションの良い魚を狙うなら前後の瀬をおススメしたい。

田代地区

中津川漁協併設 フィッシングフィールド中津川(管理釣り場)

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オン・オフシーズンを問わず、県内では人気の管理釣り場でヤマメの特設釣り場もあるようだ。
こちらは番外という事で。

中津川漁協協同組合 【URL】 » http://www.nakatugawa-gyokyou.jp 

田代運動公園前

田代運動公園

河川敷が大きな広場上になっていて入渓はラク。

解禁当初はライズも多く、釣り客も多いのでスレも早い。

ヤマメ釣り場としては趣にはやや欠けるポイントともいえる。

角田地区

角田大橋上流

角田大橋

ここまで、大きく分流していた流れが合流する地点。

解禁当初とイブニングライズ頼みになってしまうが、大場所といえるポイント。

角田大橋下流

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ここまで下流になるとヤマメ釣り場として特出すべきポイントは少なくなってくるが、大橋下の仙台下堰堤上プールではライズが多い。

ただし、ウィークデーに訪れる利用客が極端に少ないのでカワウとカモの存在が厄介。

ウェーディングしたとたんにライズがやんでしまうといった状況で、釣り人にスレているというより鳥に怯えている印象がある。

中津地区

カジ淵

kajibuchi

これより上流が中津川漁協管轄になり、下流は相模川第一漁協管轄になっている。

また、農業用などの取水がなされているので、下流は平水時水量は少なめで漁協による渓魚の放流は無し。

オフシーズン中に下ったものなど、渓魚の可能性がないわけではないのだが、3月中にほぼ角田地区上流以遠にさかのぼってしまうようだ。

八菅橋

八菅橋

河川敷は自動車の乗り入れが可能で休日にはBBQ・キャンプ客でにぎわう。

また、平日でも天気の良い日などには行楽客が多く、橋付近ではアユ釣りには良いがヤマメの気配はない。

上流のカジ淵までちょうど送電線の下あたりに良い瀬があるので狙う価値はあるが、意外性に期待するしかない。

弁天下(辨天下)

弁天下

釣り場対岸の上に小さな弁財天の祠があるのがポイント名の由来。

流れが大きくカーブする地点なので、遡上魚の一時的たまり場になる。

しかしながら、ここまで下流に来るとダムからの放水がない平水時には農業用の取水がされているので、上流に比べ水量は少ない。

アユ師の囮アユに大型のニジマスやのぼりと思われる小型サクラマスの話はそれなりに耳にする。

しかし、イブニングライズ発見以外にチャンスはないと思われる。

坂本グラウンド前

sakamotoguraund

桜の植え込みがある運動公園前。

駐車場の前にブロックが並び、大きな淵になっているが、ブラックバスがいても不思議はないといった大場所で、事実大ゴイが釣れるほど。

とはいえ、流れは十分で、水はきれいだ。

大場所ゆえに遡上魚の一時的なたまり場になっているかもしれないので、ルアーなら可能性は否定できない。

才戸頭首工

才戸頭首工

才戸橋下に前後する堰堤。

ヤマメなどの渓魚の生息はここまでの可能性と見たほうが良い。

ここもノボリ(モドリ)と思われる降海しなかった小型サクラマスの話も時々聞く。

余談になるが、いままで子供のルアー竿にサケと思われる魚がかかったり、堰堤で見かけたりといった話を何度も聞いている。

ウソのような話だが、昔聞いた話では水産試験場などは時折、一般には非公式で放流の試験を行っているようで、じつは十分に考えられることなのだ。

あるいは相模川水系の管理釣り場の弊害なのか、現実的に寒川堰堤や馬入河口のバス、シーバス釣りのルアーにアメマスなどこれらサケマスが外道で釣れている。

中津川ダム下ヤマメ釣り場まとめ

ここまで長々と上流から宮ヶ瀬ダム下のヤマメ釣り場をザックリとではありますが、紹介してみました。

結論からすれば、中津川漁協管轄の半原地区馬渡橋前後からが一般的に考え、渓流釣り場になると思います。

角田大橋の仙台下堰堤より下流は大型遡上魚のイブニング中心で、なおかつ意外性に期待するといった趣向であれば、釣り人の混雑もなく、ロケーションの良いポイントも多いのでルアー・フライの練習などには良いかと思います。

このフィールドに限ったことではありませんが、あまり詳しくweb上でポイントの話をするとクレームをかけてくる方もいらっしゃいます。

しかし、そういったケチな考えよりも釣り客が増えれば当然漁協の放流量も増えてくるわけで、今回にとどまらず、これからもシェアしていきたいと思います。

以上、中津川ダム下のヤマメ釣り場をボクなりに紹介してみましたが、参考になれば幸いです。

中津川漁協協同組合

神奈川県愛甲郡愛川町田代2411-1
TEL 046-281-0822
【URL】 » http://www.nakatugawa-yokyou.jp

相模川漁業協同組合連合会

神奈川県愛甲郡愛川町半原 914-3
TEL 046-210-3033
【URL】 » http://www.sagamigawa-gyoren.jp

相模川水系の平成28年4月1日より、ヤマメ・イワナ・ニジマスの遊漁料変更に

「平成28年4月1日よりやまめ、いわな、にじますの遊漁料が変更になります。」とのアナウンスが、中津川漁協・漁連ホームページにありました。

水系共通の年券の金額は5,000円で、ちなみに1日遊漁料 店売り1,500円 現場売り2,500円、中学生はその半額。

ついにといった感がありますが、これで中津川をホームグラウンドにするアングラーも増えるのではないでしょうか^^